本格的に異業種人材の採用強化に乗り出した大成建設。
その背景と、先にある未来像に迫る!

異業種人材を求める背景

01新しい風になってもらいたい

大成建設の約150年に及ぶ「地図に残る仕事。」の歴史は、まさに挑戦と革新の連続だ。
その原動力となってきたのは、社員1人ひとりが胸に灯す使命感に他ならない。自由闊達で風通りのよい企業風土の下、これからの大成建設を共に創造していく"新しい風"になってもらいたいと、異業種人材の採用を強化する。

02TAISEI VISION 2030 の実現に向けて

異業種人材を求める背景の1つに、大成建設の中長期的に目指す姿である「TAISEI VISION 2030」の実現に向けた中期経営計画(2021-2023)の存在がある。

新型コロナウイルス感染症や国内大型案件の一巡による先行きの不透明感から、建設業界は競争環境が激化する中、大成建設にとっても中長期的な外部環境・構造変化への対応は急務であり、そのスタートとなる中期経営計画の実現に、従来の「建設」の枠にとらわれない柔軟な発想を持った異業種人材が応えてくれることに大きな期待を寄せている。

中期経営計画(2021-2023)

  • TAISEI VISION 2030の実現に向けて足元の事業環境を考慮しながら、3年間で集中的に取り組むことを重点課題として特定
  • 重点課題は事業関連とサステナビリティ関連に分類
  • 既存事業に対する取り組みに加えて、M&Aの活用による事業領域の拡大に向けた取り組みを実施

大成建設が目指す未来像

01進化し続けるThe CDE3カンパニー

大成建設(グループ)は、「TAISEI VISION 2030」の実現に向けて特に5つの事業分野に入れており、それを「CDE3」(シーディーイーキューブ)という造語で表している。

"C"は社会インフラの整備を担う建設事業(Construction)
"D"は市街地再開発や不動産開発、PPPなどまちづくりに貢献する開発事業(Development)
"E"は、医薬品分野などにおいて生産関連施設などの最適化・効率化に貢献するエンジニアリング事業(Engineering)と、これらの事業活動を通じて環境・社会課題を解決していくための技術開発や体制整備を加速するエネルギー(Energy)・環境(Environment)
それぞれのイニシャルを組み合わせたのが「CDE3」だ。

大成建設は進化し続ける「The CDE3 Company」として、人々が豊かで文化的に暮らせるレジリエントな社会づくりを目指している。

023つのXが変革を促す

大成建設はコロナ禍により顕在化した課題として3つのX(IX,SX,DX)を挙げている。

「業界再編圧力の高まり」を表すのがIX(Industry Transformation)、
「環境・社会課題を事業を通じて解決する方向へ」を表すのがSX(Sustainability Transformation)、
「DXが競争力を左右する時代へ」を表すのがDX(Dagital Transformation)だ。

コロナ禍を契機にこれまで潜在的であった、あるいは手をつけていなかった課題が前倒しで顕在化する中、中期経営計画(2021-2023)ではこの3つのXに先駆的に対応しつつ、2019年は1兆7,513億円、2020年は1兆4,801億円と推移してきたグループ売上高から、2023年には2兆円、さらに2030年には2兆5,000億円超えに挑んでいく。

転職成功アンケートご協力のお願い
日経転職版を通じて転職が決まった方に、アンケートのご協力をお願いいたします。