JINSが求めるのは、デジタルを手段に「あたらしい、あたりまえ」を創り続けていきたい人 JINSが求めるのは、デジタルを手段に「あたらしい、あたりまえ」を創り続けていきたい人

CTO/CIO テクノロジー戦略本部 最高技術責任者兼最高情報責任者

松田 真一郎さん

大学院ではバイオテクノロジーを専攻。2000年3月にアンダーセン・コンサルティング株式会社(現・アクセンチュア株式会社)入社。2018年12月、同社マネジングディレクターに就任。2021年1月に株式会社ジンズホールディングス入社。同年9月、デジタル本部長に就任。同年12月、執行役員に就任。最高技術責任者(CTO)兼最高情報責任者(CIO)となる。

大手コンサルファームでの20年にわたる経験を経て、自らのスキルを新領域で発揮しようとJINSで歩み始めた松田真一郎さん。CTO/CIOとしてJINSのデジタル戦略をけん引していく中で、やりたいことは尽きないと語ります。JINSはなぜ今デジタル戦略に注力しているのか、どんな人材を求めているのか、話を聞きました。

デジタル戦略を
「あたらしい、あたりまえ」の推進力に

── JINSのデジタル戦略の今と、けん引する立場として松田さんが感じているやりがいとは?

 JINSは、アイウエア(メガネ)を通じ、ファッションのみならず、人々の生活や人生が豊かに広がることを願い、新たな提案を続けている会社です。かく言う私も、入社前は「JINS=アパレル」という認識を持っていましたが、その認識にとどまらない大きな可能性をもった事業であると感じています。

 私たちは、「Magnify Life」(magnifyは拡大するという意味)をビジョンに掲げ、今までの常識を疑うことで「あたらしい、あたりまえ」を創ることを目指しています。その実現には、新しい何かを常に模索する姿勢が必要です。そうした企業文化は社員にも浸透していますが、役員の間では、JINSそのものをディスラプトしてさらなる革新を起こすべく、強烈な課題意識と危機意識を抱きながら新たな模索を行っています。その中核に位置付けられているのがデジタル戦略です。

 キーコンセプトは「デジタルは、手段。動かすのは、私だ」。お客様に最高の顧客体験をしていただくという目的の達成のため、JINSはテクノロジーを活用しています。デジタルやテクノロジーはあくまで目的を達成するための手段の一つで、それを使うこと、活用すること自体が目的ではありません。その視点を絶対に崩さず、3年後、5年後に向けた具体的な戦略を明確に言語化する作業を、まさに今行っています。

 私は、CTO/CIOとして、社長や経営陣とITデジタルチーム間の言葉の橋渡し的役割を担い、数多あるやりたいことをどう整理して実現していくか、そのための組織づくりに注力しています。コンサルティング会社時代とは違う、事業会社ならではの責任とやりがいを感じながら日々過ごしています。

JINSブランドの概念「Magnify Life」とは

JINSブランドの概念「Magnify Life」とは

── JINSのデジタル戦略に参画することの魅力、得られるものとは?

 JINSには新しい 提案や取り組みをよしとし、後押しする文化があるため、年齢や立場に関係なく、誰もがリーダーシップ、オーナーシップを持てます。例えば、JINS MEMEの販売を開始した2015年にはAWSを導入し、早期にサーバーレスを実現しています。当時はIoTやウエアラブル という言葉も現在ほど一般的ではなく、自社にもノウハウやリソースが十分にない中、大きなチャレンジでした。また同時期に進んでいたグローバル展開においても、いち早くSalesforce を導入しました。従来は営業支援やマーケティング支援での活用目的が一般的だと思いますが、JINSでは社内コミュニケーションポータルを目的として導入しました。理由は、多言語対応が可能だったことと、将来はアプリケーションプラットフォームとしての活用も見据えていたためです。現在もAIやAR/VRなど、最新のテクノロジー導入に積極的です。

 新しい提案をする際に、押さえておくべきポイントは3つ。1つは、お客様のために何ができるのかが明確になっていること。2つ目は、それに関わる従業員がワクワクできるかどうか。自分たちが面白い、楽しいと感じられなければ、お客様を驚かせるものは提供できないという発想です。そして3つ目は、短期的な利益は求めなくても、最終的にビジネスとしてどう成立させるのか、マネタイズするのかを考えておくこと。加えて、サステナビリティ(持続可能性)という文脈で、地域や社会の一員としてどういう貢献ができるのかという視点も大切にしています。これらがクリアに言語化できていれば、やりたいという声にブレーキがかかることはほとんどありません。細かい稟議を書いたり、根回しの御前会議をしたりするようなステップは存在しないと言ってもいいです。

 チャレンジをして失敗することにも寛容です。「ナイストライ、次、頑張れ」と励ます文化とEvery Day Feedbackという、1日1回、JINS Way(行動指針)を体現するメンバーや自分自身へフィードバックを送り合う仕組みがあります。結果だけではなく「チャレンジしたこと」に対してお互いに奨励しあい、行動指針の体現として評価制度にも紐づいた仕組みです。また最後までやり切るという経験は、成功も失敗も自分の糧になり、一回り成長できると思います。こうした点は、JINSで働く上でのやりがいとして感じられるところだと思います。

JINSで見つける、
自分なりの「Magnify Life」

── JINSへの参画を期待するデジタル人材とは?

 JINSで気持ちよく働いていただくためには、ビジョンである「Magnify Life」を、志として共感していただくことがスタートラインだと思います。

 加えて、デジタル本部のエンジニア、社内SEとして働いていただく上で期待するのは、まずはベースとなる技術力です。また、仕事は一人では成し得ないので、人とのコミュニケーション力やチームを巻き込める推進力、もしくはサポート側に回るフォロワー力も必要です。さらに、JINSは小売りのビジネスであり、お客様に対して製品やサービスを提供していますので、お客様視点を持つことも大切です。今後の戦略に関わる部分では、グローバル目線で物事を考えられる方にもぜひ参画していただきたいなと思っています。

 とはいえ、人それぞれ強み弱みはもちろんあっていい、と思っています。例えば、非常に優れたエンジニアは、普通のエンジニアが100人かかっても作れないプログラムやアルゴリズムを10分で作れてしまうようなパフォーマンス、ポテンシャルを持っていたりする。そんな方を、コミュニケーションがイマイチだから採用しない、というような採用の仕方はしたくありません。

 一方で、たとえ現時点で即戦力と言えるほどの技術力を持ち合わせていなくても、新しいことにチャレンジする、知識や技術を積極的に身に付けるという気概と行動力を備えている方や、ITの分野に直接関わらないけれどもこういうことを学んできた、という努力と実績のある方であれば、活躍できるのではないかと思っています。

 JINSは、ロゴに「!」マークがある通り、お客様に新しい驚きとワクワクを与え続けることをミッションにしているので、スピード感があります。また、大きな企業ではないので、一人ひとりが責任を持つ範囲が相対的に広くなります。製品やサービス全般にある程度の裁量と責任を持って動きたいという志向の方にとっては良い環境ではないでしょうか。反対に、変革よりも安定を求める方や、自分はこの領域を極めたい、決まった枠の中でしっかりやっていきたいというタイプの方は、ミスマッチ感を抱いてしまうかもしれません。

 新しいこと、面白いことをどんどんやりたい。そんな方にぜひジョインしていただきたいと思っています。

── 松田さんが思い描いている「Magnify Life」とは?

 社長と隔週で1 on 1ミーティングを行っている中でも、自分自身の「Magnify Life」について考える機会を与えられることがありますが、私自身のこれからの社会人人生では、日本の社会においてエンジニアがもう少し胸を張って働けるような土壌づくりに貢献したいと思っています。

 私はコンサルティング会社出身ですが、その役割はITコンサルタントというところよりも、エンジニアやアーキテクトとして、システムそのものをどう作り上げてビジネスに貢献していくか、という役割がメーンでした。ですから、どちらかというとモノづくりに思い入れがあり、JINSでもいずれはそういった仕事にも関わっていきたいという思いがあります。

 日本ではまだ、エンジニアはプログラミングする労働力という扱いをされているところがあります。そこを改善していくことに貢献していきたい。その初めの一歩をJINSから。JINSには、お互いの専門性を尊敬し、尊重し合う風土が土台としてできているので、きっと実現できると信じています。

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