関西電力は8日、子会社の関西電力送配電も含めた2023年度のキャリア採用を70人と22年度計画比で倍増させると発表した。電力業界に限らず幅広い経歴を持つ人員を募り、脱炭素への取り組みの強化や新規サービス開発などにあてる。23年度の新卒採用計画は同15人減の400人とする。
関西電力では新規事業開発などに向けて中途採用を拡大している。22年度採用からは「新ビジネス創造コース採用」を新たに設定した。新卒や中途採用を問わずに応募でき、新規事業開発を担う社内組織の「イノベーションラボ」などに配属する。23年度のキャリア採用でも同コースを活用していく方針。
[日経電子版 2022年02月08日 掲載]