「転職で賃金増」過去最高、7~9月30.5% IT人材けん引

IT人材を中心に転職後に賃金が増える人が多くなっている
IT人材を中心に転職後に賃金が増える人が多くなっている

リクルートが2日発表した調査によると、転職した後に賃金が増えた人の比率は7~9月期に前年同期比3.9ポイント高い30.5%となった。集計を始めた2002年4~6月期以降で最も高い水準になった。新型コロナウイルス禍で業種を問わず民間企業がデジタル化を進めており、IT(情報技術)人材の求人が増えていることが背景にある。

リクルートは同社のサービスを使って転職した人のうち、賃金が1割以上増えた人の比率を集計した。7~9月期の場合、19年同期と比べても1.2ポイント上回っており、コロナ禍前の水準を回復した。

職種別で見ると、システム開発などを手掛けるITエンジニアは前年同期比3.9ポイント上昇して35.0%と、過去最高だった。7~9月期のITエンジニアの求人数は前年同期比43%増。採用は物流や金融など幅広い業種でみられる。未経験の若手でも採用する企業もあり、求人増が賃金上昇につながった。

人事や法務などの事務系専門職も4.0ポイント高い29.3%だった。機械・電気・化学エンジニアも3.0ポイント上昇し25.9%となった。

[日経電子版 2021年11月02日 掲載]

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