IHI、働き方改革で新組織 「ノー会議デー」など設定

IHIは働き方改革に特化した新組織を設立した。新型コロナウイルス下の在宅勤務で働く環境が変化するなか、社内会議を一切開かない日などをつくる。連結ベースで3万人近い社員を抱え、働き方へのニーズは多岐にわたる。社内の旗振り役を決めて、生産性や社員の士気を高める。

「ノー会議デー」を設ける一方、各部門のリーダーが課題などを議論する場もつくる
「ノー会議デー」を設ける一方、各部門のリーダーが課題などを議論する場もつくる

新組織「スマートワーク推進部」をこのほど立ち上げた。まず社内決裁などの管理業務の削減に取り組む。社内会議を一切開かない日として「ノー会議デー」も設ける。一方で人事や財務など異なる部門のリーダーが集い、経営の課題などを議論する場もつくる。他部門との連携など意思決定のスピードを速める。

今後は固定席のない共有スペースの増設や、働き方を柔軟に選べるようサテライトオフィスの設置を検討する。

人手をかけていた単純作業もRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などを活用するため、デジタル関連に数億円単位で投資する。社員が付加価値を高める仕事に集中できるようにする。

IHIは今後、会社の成長を担う社員らのスキルアップを積極的に支援する。今年から社内外での副業を認めており、社内の配属に縛られずに自分の意思で能力を高めることを後押しする。

[日経電子版 2021年05月13日 掲載]

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