日立、ジョブ型インターンを実施

日立はジョブ型の雇用制度の導入を進めている
日立はジョブ型の雇用制度の導入を進めている

日立製作所は23日、2021年度からジョブ型インターンシップを始めると発表した。職務に必要な能力や経験をまとめた職務定義書(ジョブディスクリプション)を学生に明示した上で、長期で実務経験型のインターンを実施する。数十人規模で実施し、採用の選考には直結しないが、今後拡大が見込まれるジョブ型採用を見据えている。

対象は大学や大学院に在籍する全学年。これまで日立は研究開発を中心に職務を特定したインターンを実施してきたが、職務定義書を示すことで求められる能力や経験を明確にする。職種をシステムエンジニア(SE)や設計開発などに拡大する。

日立は21年9月までにすべてのポストを対象に職務定義書を整備するなど、ジョブ型の雇用制度の導入を進めている。国内では就活の過度な早期化を防ぐため、政府がインターンと採用の選考を直結させないよう求めてきた。ただ産業界からはインターンの結果をもとに、ジョブ型で学生を採用できるように求める声が出ている。

また日立は採用計画も明らかにした。22年度入社の新卒採用は大学・大学院・高等専門学校の卒業予定者が600人、高校卒業予定者は50人とし、21年度と同じ規模を維持する。21年度の中途採用も20年度と同規模の400人とする。

採用活動は原則オンラインで実施する。新卒採用の一部では、会社があらかじめ設定した質問に対し、学生が回答をスマートフォンなどで録画する「オンデマンド面接」を継続する。リクルートスーツの着用は不要とし、面接官も自宅から面接に参加する際は、原則として自由な服装で参加するという。

[日経電子版 2021年03月23日 掲載]

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