KDDI、中途採用4割増 21年度、過去最大190人に

KDDIは14日、2021年度の中途採用を19年度比4割増の190人に増やすと発表した。過去最大の規模で、高速通信規格「5G」を使った新規事業や金融・決済など非通信事業の拡大に向けて即戦力を確保する。22年度の新卒採用は、初期の配属先を確約する採用枠を5割に増やし、人材の専門性を高める。

21年度の中途と22年度の新卒を合わせ、当面は450人を採用する計画。中途採用の割合が初めて4割を超える見込みで、特にデジタルトランスフォーメーション(DX)関連やクラウドエンジニアなどの採用を増やす。

22年度の新卒採用は前年並みの260人とする。そのうち半分は、初期の配属先を確約した採用枠になる。同様の採用枠は20年度入社から始めており、21年度は全体の4割となる。対象もエンジニアなどから代理店営業などを含めた12職種に増やす。

21年度入社の新卒からは、一律の初任給制度を廃止して能力や成果に応じて支払うことも表明済みだ。従来は一律20万円台だったが、大学での研究分野やインターンシップなどでの評価をもとに決める。専門性を持つ人材の生産性を高めたい狙いだ。

同社は職務内容を明確にして成果で処遇する「ジョブ型」雇用を4月から順次導入する。これによる事業の多角化も進める。

[日経電子版 2021年01月14日 掲載]

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