三菱ケミカル、都内3カ所の本社機能集約 在宅勤務で出社率低下

三菱ケミカルホールディングス傘下の三菱ケミカルは、2021年4月に本社機能がある東京都内3カ所のオフィスを1カ所に集約する。新型コロナウイルスで在宅勤務が増え、出社率が2~3割に低下。柔軟な働き方を定着させ、賃料などのコストを削減する。

三菱ケミカルは東京都内で本社機能を持つオフィスが千代田区丸の内、中央区日本橋、品川区大崎の3カ所にある。丸の内では約2500人、他の2カ所では約500人ずつが働く。21年4月からはオフィスを丸の内に集約する。

丸の内のオフィスの社員は約1千人分増加することになるが、出社率は既に低下している。さらに社員の席を固定しないフリーアドレス導入や書類の電子化などを進めてスペースを確保した。サテライトオフィスの活用も進める。

在宅勤務の定着でオフィスを集約する動きが広がる。LIXILグループも20年度から21年度にかけて東京都江東区にある本社に、東京23区内にあるグループの計23拠点の集約を進める方針だ。化学大手では昭和電工も、6月に完全子会社化した昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)の本社を昭和電工に集約する方向で検討している。

[日経電子版 2020年11月07日 掲載]

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