ヤフーの副業人材、最年少は小学生10歳 企画業務など

ヤフーは職業人材「ギグパートナー」を積極的に
ヤフーは職業人材「ギグパートナー」を積極的に

Zホールディングス傘下のヤフーが7月に募集した副業人材として、10歳から80歳の計104人が働き始めたことがわかった。新事業の企画立案や情報分析の専門家などとして、主にテレワークで働く。同社は今後も多様な人材の確保に向けて社外からの募集を続ける方針だ。

4500人以上の応募があり、10月27日までに104人と業務委託の契約を結んだ。平均年齢は37歳。30代が41%で最も多く、10歳の小学生や高校生を含む10代は9人おり、電子商取引(EC)業務などの企画に携わる。

70代以上も3人いる。海外からはフランスと中国から1人ずつ参加した。職業は大手企業の従業員のほか医師や漫画家、芸人、建築家などと幅広い。

そのうち101人は「アドバイザー職」として、ヤフー幹部と議論し、新事業の企画立案などを担う。契約期間は2~3カ月で報酬は月5万円。残る3人は「専門人材」として週1日以上働く。技術職では飲食店予約サイトRettyの幹部らが採用された。

[日経電子版 2020年10月27日 掲載]

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