職務経歴書は、採用者側に自分の職歴をPRするものです
「担当した製品」「使用した技術」「担当した仕事内容・実績」これら3点の内容をしっかり明記してください。特に実績は数字で示すことが大切になります。経歴は時系列でまとめることで、自分のスキルも同時にアピールすることができます。
目次
制御・組み込みソフトウェア開発(電気・電子・機械系)の職務経歴書3つのポイント
-
1
対象製品、設計内容が分かるように記載しましょう
企業は自社製品や業務と親和性があるかを見ていますので、どのような製品に携わっていたのか、組込みやUIなど何の設計を行っていたのか分かるようにしましょう。また各開発で使用していた環境や言語も分かるように明記しておきましょう。
-
2
経験範囲、実績が分かるように記載しましょう
戦略もしくは仕様設計から携わっているか、詳細設計や評価のみか、マネジメントの場合は組織規模が分かるように明記しましょう。また、実績や関連特許が明記されているとアピールになります。
-
3
応募先企業の求めるポイントにフォーカスしましょう
応募先企業が何を求めているか確認し、使用言語や求めている技術を経験していれば、求人票などで使用している単語表現に合わせて明記することで、選考者が直ぐに分かるようになります。
制御・組み込みソフトウェア開発(電気・電子・機械系)の職務経歴書テンプレート
職務経歴書
■職務経歴 要約
カメラ・プリンタメーカーにて約〇〇年、画像処理アルゴリズムの基本設計から搭載される製品の組込み設計、評価までを幅広く担い、開発工程でも要求分析、要件定義、コーディング、ソフト検証と一通り経験しています。
直近の〇〇年は〇〇メーカーにてロボット制御および、画像認識の開発に従事し、自らも詳細設計に携わりながらマネージャーとして15名規模のメンバーをマネジメントしています。
■職務経歴 詳細
□〇〇〇〇年〇月~現在 株式会社〇〇〇〇
事業内容:電気機器メーカー
資本金:〇〇〇億円 従業員数:〇〇〇〇名
期間 | プロジェクト名・内容・担当業務 | 環境 | 役割/規模 |
---|---|---|---|
〇〇〇〇年〇月 |
AI要素技術部
■ロボット制御開発およびAIプラットフォームの開発・プレイングマネージャーとして計画策定・管理 |
OS: |
課長 / 15名 |
□〇〇〇〇年〇月~〇〇〇〇年〇月 株式会社〇〇〇〇
事業内容:電気機器メーカー
資本金:〇〇〇億円 従業員数:〇〇〇〇名
期間 | プロジェクト名・内容・担当業務 | 環境 | 役割/規模 |
---|---|---|---|
〇〇〇〇年〇月 |
ソフトウェア技術開発部 ■ディスプレイ 高画質化画像処理アルゴリズム開発 ・基本設計~詳細設計~デバッグ ・机上、実機での評価及び適合作業 ・不具合対応 【 実績 】 特許~件取得。 A社, B社のスマートフォンに採用される。 |
OS: Windows, Linux 言語: C, C++, Matlab |
メンバー / 5名 |
〇〇〇〇年〇月 |
デザインセンター カメラ開発部 ■ネットワークカメラ向け 画像処理および組込み設計開発 ・プロジェクト管理、仕様作成、詳細設計 ・開発環境構築 ・お客様からのQA・トラブル対応 【 実績 】 ・A社工場にプロトタイプを提案してサービスをトライアル中。 ・カメラの分光感度特性の検査システム開発とそのRPA化を行い、標準化させた。 |
OS: Windows, Linux 言語: C, C++, OpenCV, VBA |
リーダー / 15名 |
■活かせる知識・経験・技術
・画像処理、画像認識、ロボット制御、Deep Learningなどの研究・開発における豊富な経験。
・プログラミング経験:C/C++(7年), Java(5年), Python(2年), OpenCV(3年), C#(1年)
・マネジメント:直属15名程度の開発メンバーの人事査定を含めたマネジメント、及び30名規模のプロジェクトマネジメント経験。
■保有資格
・〇〇〇〇年〇月:TOEIC 750点
・〇〇〇〇年〇月:普通自動車第一種免許
■特許、学会
・特許出願:筆頭9件、連名6件
※代表的な特許例:
・特開2010-〇〇〇〇〇〇 「〇〇〇〇」
・特開2015-〇〇〇〇〇〇 「〇〇〇〇」
・国内学会:筆頭4件、連名3件
※代表的な学会例:
・2010年〇〇月:〇〇シンポジウム2010 Impressive Experience Award受賞
・2012年〇〇月:全国大会優秀賞 インタラクティブ発表部門受賞
・国際学会(査読付):筆頭2件、連名1件
■自己PR
画像処理・認識の技術を強みに多数の特許取得や国際学会発表など自社に利益を生み出す実績を出してきました。また現在ではそれらの要素技術を搭載したAIロボットの開発に取り組み、自ら設計開発にも携わりながら、技術戦略からプロジェクトマネジメントを行っているため、御社でも技術開発を行うことは勿論、現場感覚を持ちながら開発メンバーをリードして貢献することができると思います。
この職務経歴書の監修