転職Q&A

年下の上司について質問されました。どう答えたらいい?

私は年下の上司が気になります。転職を考えると無難に答えるほうがよいのでしょうか(40歳・女性)

後悔しないために正直に答える

もし本当に年下の上司が気になるようであれば、正直に「上司は年上が良い」と答えたほうが良いと思います。本当は嫌なのに面接を通過するためだけに奇麗ごとを伝えることに意味はありません。ただし、本当に「年下」ということが気になっているのかどうかは見つめ直す必要があると思います。

転職活動は、内定を得ることが最終目標ではありません。転職先の会社で実績を積み、働く側も採用側も満足のいく結果につながってはじめて成功と言えます。そう考えますと、企業側がどうしても採用したい人材であれば配属先を変えたり、新組織を作ったり、上司となり得る方との面談を複数回組むことで相互理解を促進したりと、いろいろな形で、候補者の方が最大のパフォーマンスを発揮できるような環境整備に尽力すると思います。そのようなプロセスを経て、目の前のチャンスをどのように捉えるかについて考えてみることが重要です。

それでも年齢が気になるのでしたら、年功序列を大切にする企業風土を持つ会社を目指すという選択肢を取ることも一つの方法論になるかもしれません。

■話がうまい人は内定しやすいか?

面接ではコミュニケーション力が問われます。ただし、「コミュニケーション力の高さ=話すことがうまい」ではありません。面接では上手に話ができたかどうかよりも、相手の聞きたいことにちゃんと答えることができたかどうかが重要です。相手の質問に対して、簡潔に答えたり、ロジカルに答えることができるという意味で話上手であれば内定の確率はあがると思います。そのため、「年下の上司が気になる」ということも、なぜ気になるのかなどを面接担当者が納得できるように回答することが必要です。相手の質問とは無関係にアピールばかりしているような場合は残念ながら内定にはつながらないでしょう。

面接に備えて想定問答集を作成し、回答を丸暗記される方がいます。コミュニケーションという面から考えると丸暗記にあまり意味を感じません。質問に対して、何を聞いているのかを考えて答えることがコミュニケーションです。もちろん答えがズレることもあると思います。重要なのはそのズレにちゃんと気づいて修正できるかどうかです。

いずれにしても、面接は話上手の方が内定するのではなく、コミュニケーション力の高い方が内定するという事を意識してみてください。

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