業績不振により、会社をリストラされました。そのショックから立ち直れておらず、面接担当者から「なぜ前職を辞めたのか」と聞かれても、前向きな答え方が思い浮かびません(45歳・男性)
会社に貢献できることを前向きにアピール
リストラされて気持ちが暗くなるのもわかりますが、事実を正直に答えるべきです。業績不振によるリストラ、早期退職、倒産による退職などは今や珍しいことではありません。転職に向けて、前向きに活動している姿勢を示しましょう。「業績不振により、会社都合で退職しました」と伝えた上で、あらためて、会社に貢献できることをアピールします。
「リストラ=能力不足」と解釈されるのを怖がる方もいますが、それまでの職務経歴に自信を失う必要はありません。不況により会社が求めるパフォーマンスレベルが上がった、事業部ごとリストラされたなど、やむを得ない事情もあるはずです。そこは客観的に見て、事実を述べればよいのです。
会社の批判は避ける
業績不振によるリストラ、つまり会社都合による退職であったとしても、会社の批判は避けましょう。業績不振を打開するために貢献しなかった人材、他人に責任を押し付ける傾向のある人材だと見なされる恐れがあります。できれば、不振打開のために自分が何をしたのか、どう努力したのか、具体的に説明したいところです。