IT企業の面接を受けています。2回目の面接では最初に聞いた仕事内容と違っていました。待遇もあやふやで心配です。どうしたらいいでしょうか?(33歳・女性)
意志決定までの間に質問時間をつくる
会社内でIT系エンジニアは、プロジェクトの内容ごとに仕事量も変わるでしょうし、チームの中での人員配置などの影響も考えられます。なかなか定時では終わらずに残業が避けられない場面も出てくると思います。また、よくあることは転職時期がずれ、別のプロジェクトへ入ることが決まり、仕事の中身が変わることがあります。こうしたことも頭に入れておいてよいでしょう。
仕事内容が面接の1回目と2回目で違っていたということですが、こうした疑問には、はっきりと面接担当者に質問できる機会をつくってもらい、一括して聞くべきでしょう。内定を得た後に待遇や条件面で面談する機会があると思います。そのときに、質問を小出しにして聞くのではなく、一括してすべて聞くことがコツです。
ベンダー系エンジニアのキャリアの築き方は?
これまでエンジニアの世界では同じ仕事を5年、10年続けて、将来はプロジェクトリーダーなどの職種にチャレンジするといった考え方は、最近では通用しなくなってきています。
ベンダー系エンジニアの人は、もうひとつサーバー系やデータベース、通信機器のことがわかるなどといったキャリアの人が、IT業界では応用が効き、実力が評価されやすいと思います。つまり、1つだけの狭い専門領域ではなく2つ以上に広げれば、世界でも活躍できるような人材になる可能性が出てきます。
