資格の取得に力を入れて取り組んできました。複数の資格を所持しています。履歴書や面接の場で、どのようにアピールすると効果的でしょうか(28歳・男性)
向学心や仕事に関連する知識を持っていることをアピールし、資格の背景にあるキャリアも合わせて伝える
様々な資格の取得のために勉強してきたという向学心はアピール材料になりますし、仕事に関連する資格であれば知識を保有していることの証明になります。中には社員に資格取得を積極的に促している企業もあり、そのような企業の選考であれば、資格を持っていることは高く評価されるでしょう。
ただし、資格だけを強くアピールすることは得策ではありません。即戦力が求められる中途採用においては、何よりも業務の実績が求められます。特に面接では「資格を持っている」ことを強調するのではなく、実務経験があること、そこで求められるスキルや知識を持っていることをアピールしたほうがいいです。資格について伝えるのであれば、資格を取ろうと思ったきっかけや、取得したことで実際の業務にどのように役立っているのかなど、資格を取ることそのものが目的であったと受け取られないような説明が必要です。
また、求人内容と関係のない領域の資格や、資格の数をアピールしても、何のメリットにもなりません。何を伝えるべきかをよく考えて記載・説明するようにしてください。
