転職Q&A

上位職に必要なマネジメント能力をアピールするコツは?

30代になるとマネジメントスキルが求められると聞きます。どうしたらうまくアピールできるでしょうか。コツを教えてください(32歳・女性)

チームを率いて挙げた成果を具体的に語りましょう

採用で求めているのは、プレイヤーとしても優秀でありながら、チームを率いて目標を達成する能力、すなわちマネジメント能力を持った人材です。マネジメント能力をアピールするには、過去の実績を具体的に語ることです。それは、任されていたチームが経理であっても営業であっても同じです。どのようなチームを率いてどんな目標を達成してきたか、そこに自分がどう貢献したのか、面接担当者がリアリティを持ってイメージできるように話をします。

例えば、どの部署で、どのぐらいの期間、どんな人を、何人ぐらい、どういう目標を持って、どのようにマネジメントしたか。それぞれを具体的に、できれば数字を交えて説明するとよいでしょう。

一例を挙げると、次のようになります。「営業2部第1課の課長として5年間、20代の男女10人を、年間の売り上げ目標3億円の達成に向けて、KPI管理、プロセス管理を中心に行ってきました。年間平均4億2000万円の売り上げで、平均達成率140%を達成しました。担当した部署は主力の○○以外の、新規開拓営業をミッションとした部門であり、全社売上30億円のなかで、およそ10%のシェアを担う部門でした」

ここまで説明すると面接担当者は、応募者が入社したらどの程度のマネジメント業務を任せることができるか、判断できるというわけです。

転職者のなかにはマネジメント力をアピールする際、「部下の面倒見がよい」「悩み相談にも乗り、離職者を出さなかった」などと話をする方がいます。大切でないとは言いませんが、それはマネジャーの職務のごく一部にすぎません。

マネジャーに最も求められるのは、チームを率いて、会社から期待されている成果を挙げられるかどうかです。「部下の面倒見がよい」とアピールするのは、面接担当者に「マネジャーという職務を理解していない」「まだマネジメント能力を試されたことがない」と解釈される可能性があります。

転職先がご決定された皆様へ
日経転職版を通じて転職が決まったことをご報告いただいた方に、お祝いをご用意しております。