転職Q&A

初めて外資系企業の面接を受けるが、気をつけるポイントは?

転職を考えており、初めて外資系企業の面接を受けます。面接に関して日系企業とは違う点やポイントがあったら教えてください(33歳・男性)

遠慮や謙遜は外資系企業には通用しない

まず面接の前に注意していただきたいのは、職務経歴書などのレジュメはすべて基本的に英文で書かなければならないということです。英語の得意な人でも、誤字脱字や複数形、定冠詞などをうっかり間違えてしまうことが多く、語学力を疑われてしまうことになるので、十分な注意が必要です。

転職の場合、外資系企業は日系企業以上に即戦力の人材を求めます。日系企業ではいくつかの部署を異動して幅広い業種を経験することが多いですが、外資系の場合、ある特定分野に深く精通したスペシャリストの能力が重視されます。その人を採用することによって、どれだけチームにメリットがあるかという点が強く求められます。完全に実力主義なので、勤続年数とキャリアの深さは一致しません。そういった違いは認識しておきましょう。

国内営業など一部の部署を除いて、通常はかなりの語学力が必要となります。面接を英語ですることも多いです。面接では英語力が問われているのではなく、たとえ流暢な英語ではなくても専門知識を持っており、意思疎通能力が高い方であれば、職務遂行に支障ないと判断されます。

また謙遜は日本では「美徳」かもしれませんが、外資系企業では不要であることを認識してください。例えば、英語力を要する職に応募しているのにもかかわらず、「つたない英語力ですみません」と完ぺきな英語で言えたとしても、「英語力に自信がないのであれば、面接する必要はない」と思われてしまいます。こうした日本との明確な違いを意識して面接に臨んでください。

一口に外資系といっても、すべてが米国・英国系企業ではありません。フランスやドイツなどの欧州系や中国、韓国などのアジア系企業もあります。また、外資系企業でも直属の上司が日本人であったり、企業の国籍=上司の国籍とは限りません。企業特有のカルチャーの違いを敏感に感じ、自分がそのカルチャーにフィットできるか、さらに多様性に柔軟に対応していけるか、事前に十分な企業研究をしておく必要があるでしょう。

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