面接に進んでいる企業があり、選考が進む中で希望と異なるポジションでの採用を提案されました。企業や社風に魅力を感じているのですが、希望の職種にこだわるべきか悩んでいます(28歳・男性)
仕事内容やキャリアパスを確認し、納得できるなら前向きに検討を
会社として最優先で採用したいと考えていたポジションの条件に当てはまらなくても、優秀な人材、ポテンシャルの高い人材がいれば、その他のポジションで積極的に採用を検討するというケースはよくあることです。
面接などで「スキルや経験が不足しているけれど伸びしろがある」「募集以外のポジションで活躍できるスキルや経験を持っている」「本人の資質が社風にとてもマッチしている」など、必須条件以外の部分がプラスに評価された場合、異なったポジションでも採用してみようとなるのです。
応募者にとっては“寝耳に水”のことかもしれませんが、まずは自分自身を評価してもらえたこと、新たな可能性や選択肢が増えたことを歓迎してみてはいかがでしょうか。希望の職種でないとしても、改めて仕事内容や条件、その後のキャリアパスなどを確認してみて、もし納得できるようなら前向きに検討してみてもいいでしょう。
面接は企業と応募者、両方の想いをすり合わせる大切な機会です。不安なこと、気になることがあれば、まずはそれをしっかり相手に伝えて確認することが大切です。