転職Q&A

前職で早期退職制度を利用。どんな伝え方をすればいい?

早期退職制度を利用して前職を退職しました。この過去をネガティブに評価されるのではないかと心配しています。どのように伝えればいいでしょうか(42歳・男性)

冷静に事情を説明しましょう

制度を活用して退職したことが、必ずしもネガティブな評価につながるとは限りません。様々な事情や選択肢がある中で、ご自身のキャリアを考慮した結果、選んだ道についてきちんと伝えましょう。

早期退職を利用したことがネガティブに評価されるとすれば、「仕事ができないから対象になったのでは?」と疑われるケース。それを避けるために可能な範囲で、どんな経緯で早期退職制度を活用したのか説明しましょう。

例えば「こんな理由があり、会社に残ることよりも転職の道を選んだほうがキャリアのためになると自分で判断した」などです。あわせて、これも差し障りのない範囲で、どんな条件のもとで退職制度が実施されたのか、客観的な情報を説明しましょう。何歳以上が対象だった、従業員が何人いる中で何人が応募した、などの情報です。

ポイントは、早期退職制度を利用したのは主体的で前向きな選択であったと面接担当者に理解してもらうことです。自分の意志で決断を下したと伝われば「きちんと考えて転職活動に臨んでいるな」という前向きな評価につながるはずです。昨今、早期退職制度によって転職活動を始める方は少なくありません。そのため「早期退職制度を利用した」という事実のみでネガティブな評価を下す面接担当者は、それほど多くないと思われます。後ろめたいような気持ちになる必要はありません、冷静に事情を説明しましょう。

また、面接対策において何より大切なのは「準備」です。面接時に起こるミスの大半は、準備不足から起こるものです。ここでいう準備には、大きく3つあります。「会社のことをよく調べること」「募集している職種や役割がどういう仕事なのか、よく調べること」「面接担当者がどんな質問をしてくるか、予想して回答を事前にしっかり考えること」です。

面接担当者が人事部長なのか、所属する部署の責任者なのか、それとも役員なのかで、聞かれる質問や評価される点が変わってきます。常に相手目線に立ち「次の面接ではおそらくこう聞かれるだろうから、こう答えよう」想定される質問に対して、しっかりと自分の考えを事前に整理し、面接当日は相手にきちんとそれを伝えることが大事です。

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