転職Q&A

育児が一段落したので再就職したい。どうアピールしたらいい?

育児が一段落したので再就職を目指しています。ブランクが不利になると思うのですが、どうアピールしたらいいでしょうか?(31歳・女性)

ブランク期間も実務に関連した自己啓発に努めていたことを伝え、今後の仕事に対する姿勢を語りましょう

ブランク期間の長さにもよりますが、1~2年程度であれば「その間もこんなふうに自己啓発に努めていた」とアピールできるといいと思います。単なる「空白の数年間」ではなく学びの期間にすることができたら、ブランクがあるからといってネガティブな評価を受けることはありません。加えて、一時的な職場復帰ではなく、この先ずっと仕事を続けていくという覚悟も見せるといいでしょう。

とはいえ、育児から復帰する求職者を見るとき、採用側がもっとも知りたいのは「育児のために仕事に支障が出ないかどうか」です。例えば、子どもの体調が悪くなったときはご両親のサポートを得られるなど、自分なりに育児と仕事を両立する手立てを持ち、それをアピールしましょう。残業への対応も可能であれば言い添えます。

子どもがまだ小さい場合は、時短勤務など育児をバックアップしてくれる体制のある会社かどうかを、応募する前に確認しておきたいもの。具体的な職務内容についても、突然の残業があるのか、マニュアル化が進んでいるかなどによって、育児中の女性が働きやすい職場とそうでない職場があるはずです。

ポジションや給与よりも「職場復帰」を優先

女性が育児からの復帰を目指す場合に心がけたいのは、ポジションや給与にこだわらず、まずは仕事に復帰すること自体を優先することです。ポジションなどは入社後の働きぶりや積み重ねた実績によって、後からついてくるものだと考えましょう。前職と同じポジションや給与にこだわると、求職活動は難航するおそれがあります。仕事のやりがいなどの面で不満が残る復帰になるかもしれませんが、それは最初のうちだけだと考えて、仕事に打ち込みましょう。

  • しごと通用力診断
  • しごと通用力診断
前の記事
次の記事

ピックアップ

注目企業

転職成功アンケートご協力のお願い
日経転職版を通じて転職が決まった方に、アンケートのご協力をお願いいたします。