求人応募ガイド

求人情報との出会い方と企業の選び方のポイント

求人情報は多数掲載されています。自身の能力がより発揮でき、有望な会社と出会えるように、企業の選び方や指針をお伝えします。

目次

就職先・転職先を決めることは人生を左右する重要なポイントです。企業の選び方は、人それぞれに様々な背景とライフスタイルがあり、指標にすべき軸はいろいろです。労働条件や環境重視の方もいらっしゃるでしょう。有名企業か大手企業かどうかなど、他人からの評価も気になる方がいるかもしれませんが、産業構造の変化で先行き不透明な時代において、厳選された確かな情報をもとに選別し、最終的には自分の感覚を信じることが大事です。さらに一歩踏み込んで、やりがいを感じ、自身が最高のパフォーマンスを発揮し成長できる職場と出会えるよう、これからの時代の企業の選び方の指標を最後にご紹介いたします。

求人情報との出会い方

転職サイトから人材紹介会社へ登録可能

現在、企業の人材採用のきっかけは人づてが半分、残りを求人媒体利用となっています 。さらに求人媒体の中でも非公開求人からの採用が多くを占めています。転職サイトを登録すると、チェックボタン一つで人材紹介会社サービスへ自動で登録されるサービスが多いので、積極的に利用するとよいでしょう。あなたのキャリアを人材紹介会社に登録すると、社名を明かさない非公開求人を検索できたり、人材紹介会社からスカウトが届きます。

転職サイト以外の新しいツールの現状新しい方法として、企業の採用ページや転職サイトから求人情報を網羅する検索エンジンやビジネスSNSで求人を見つける人もいますが、どうしてもその企業や職種で働きたい場合など日本では使われるケースは限られ、求人媒体を利用する方が大勢です。本格的に転職の気持ちが固まっていない場合は、自分自身の市場価値を知る情報収集を兼ねて、転職サイトのメールマガジンを購読するのもよいペースメーカーになります。また、転職活動用のメールアドレスを取得しておくことをおすすめします。自社で働いている社員から人材の推薦を募るリファラル採用も増えてきており、自分の知り合いを思い出してみることも有用です。ただし、知り合いを介しての転職になるので慎重な配慮が求められます。

転職サイトと人材紹介の効果的な使い方

たくさんある求人情報の利用方法ですが、転職サイトは大手2社とビジネスレベル・業界や職種を絞った特化型1社の計3社をまず利用するとよいでしょう。人材紹介は、大手とブティック型、知人の3者を利用できると理想的と言われています。ブティック型は特定の業界や職種の人材を採用するエージェントです。その業界で採用経験がある人が独立して開業しています。知人にキャリアコンサルタントがいる方は多くないかもしれませんが、可能であれば、あなたの性格や背景をよく知っているキャリアコンサルタントに他社の状況も含めて、親身に相談でき、客観的な判断をもらえると、転職後の不一致が少なくなります。知人にいなくても、出会ったキャリアコンサルタントを信頼して話すこともできます。

人材紹介会社から、自分の希望にあった求人を紹介してもらうためには、履歴書や自己PRなどを頻繁に更新し、検索に引っかかりやすいように、わかりやすく詳細に情報を記すことが大事です。サイトのアクセスや更新履歴から転職への熱意がはかられます。

企業の選び方

募集背景を知る

転職市場の場合、企業が採用する主だった要因は人手不足です。人手不足にも2つあり、何らかの理由で前任者がやめた欠員補充と、成長している分野での増員です。募集の背景も求人情報に書かれていることが多いので参考にしましょう。
・キャリアの振り返り
新卒の就職活動では自己分析をして、業界研究やインターンシップを通じて志望先を固めていきますが、すでに働いた経験のある転職活動では、自分自身の強みやスキル、自分の働いている業界のことはある程度つかめているでしょう。今の環境では実現できずトライしてみたい仕事や働き方、自分の強みを今一度、振り返って整理をしておきましょう。職務経歴書を書くと自己分析や棚卸しがしやすいです。キャリアコンサルタントに相談することで自分では気づけなかった強みや重要なキャリアが客観的につかめることもあります。

志望や機会を広げる

他業界でも同職種、他職種でも同業界の転職なら可能なことがあります。視野を狭めず、自身のキャリアで他業界同職種や他職種同業界の求人もチェックすると、よい企業との出会いを増やすことができます。スマホから簡単に職種や業界での検索ができるので求人をこまめに見るのもよいでしょう。その際、業界や職種による仕事内容の違いを知り全般的な知識は身につけておきましょう。

経営視点と自分視点

会社選びでは、会社の安定性、将来性、待遇もみますが、大事なのは経営視点と自分視点です。経営・事業への共感度と自分の活躍度を確認します。経営トップの考え方は会社の社風を決定づけ、社運を大きく左右します。中小企業においてはとくに反映されやすいです。企業活動の記事や経営者インタビューで知ることができます。面接時に直接、経営者や採用担当者に経営方針をたずねてみるのもよいでしょう。

自身のキャリア形成と感覚を大事に

また、変化の激しい現代、会社の浮沈に関わりなく、自分の能力で活路を開けるキャリアを身につけることは重要で、職種名や役職だけで判断せずに自分の目標とするキャリアを構築できるかどうかを見極めましょう。職場にはそれぞれ特有の雰囲気があります。社風や文化があうかどうか。漠然と人間関係ではなく、スピード重視か質重視か、チームプレーか個人プレーか、仕事の進め方のスタイルでも確認できます。実際の会社をたずねた時、職場をのぞかせてもらったり、出てくる社員の服装や雰囲気を察知するのも有効です。自分にとってよい会社かどうか、事実や論理的な視点で企業選びをするのと同時に、最後はこの会社が好きだという気持ちや感覚を大事にしましょう。

的確な情報収集

日経転職版では求人を出す企業の掲載基準を定めており、企業選びに役立つ情報も提供できるよう、日々努めています。信頼のおける求人媒体で就職先・転職先を探すのも大事なコツになります。なお、応募数の目安ですが、日経転職版では、転職成功者の平均応募社数は、平均応募社数は12.6社。応募後、面接に進む確率は、4社受けて平均1社となっています。

これからの時代の企業選びの指標

産業構造の変化の中、発展していく会社とは?

現在、第四次産業革命中で、ロボット工学・人工知能(AI)・ブロックチェーン・IoTなどの新興技術の革新が物理・デジタル・生物間の境界を融合させ、DX(デジタルトランスフォーメーション)が注目されるなど、先行き不透明の時代といわれています。デジタル技術を駆使した企業が既存産業を取り込んでいる状況で不確実性は高まり、そんな環境下で発展していく会社とは、世の中のニーズに応えた製品・サービスにより存在価値を示しながら、今よりもよい未来を築こうとする会社です。

「経済的価値」と「非経済的価値」の両面を見る

今まで、優良企業の指標は、会社の業績や企業規模といった、その会社がもうかっているかどうかの「経済的価値」を中心に語られてきました。業績などの経済的価値は、会社の実力を知る上で重要ですが、さらに環境問題をはじめ、さまざまな社会課題が山積する現代では、経済的な成長だけを追求する企業活動は時代遅れになりつつあります。会社も社会に対する責任が問われ、社会課題の解決に誠意をもって取り組む会社の評価が高まっています。財務諸表などには表れない「非経済的価値」です。会社の非経済的価値にはSDGsへの取り組み、社会課題を解決する製品・サービスの提供、成長分野、スマートワーク、ダイバーシティ経営など、いろいろあります。
企業選びの新基準として「経済的価値」と「非経済的価値」の両面から見ていくことを提案いたします。SDGs経営調査で偏差値の高かった企業集団は、売上高営業利益率や自己資本利益率(ROE)など収益力が比較的強いことが明らかになりました。社会の変化を新たな成長の機会ととらえて、企業価値の向上につなげているかどうかは、自分の将来をかけ、働きがいのある会社と出会う大事な視点です。

将来性があり自分が成長できる企業

非経済的価値の指標として、日本経済新聞社から「日経NEXTユニコーン調査」「日経スマートワーク経営調査」、経済産業省から「健康経営優良法人」「新・ダイバーシティ経営企業100選」などがあります。日経HRでは「就活NEXT未来を変える会社」を発行し、新指標を中心に「5期連続営業黒字の中堅・中小企業」など、将来性があり自分が成長できる企業のご紹介もしています。新卒者向けの就活情報ですが社会人の方にも十分に役立つ内容です。

 
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