転職活動で知っておきたい!
管理部門の中でも専門性が高い経理職。転職でキャリアアップするには、どんな準備が必要なのでしょうか。経理の年収データ、業界や年代、地域による年収の違い、高収入をかなえるポイントを解説。さらに、転職で効果的な志望動機、自己PRの書き方・伝え方を解説します。例文を参考にして、転職活動を進めていきましょう!
お金の動きを記録・管理する「経理・会計」、企業の資金計画を作成・実行する「財務」は、どんな会社でも不可欠な職種であり、一定の需要があります。さらに、近年は電子帳簿保存法やインボイス制度への対応、グローバル企業においては国際会計基準(IFRS)の導入などのため、経理・財務・会計部門を強化する動きがみられます。転職サイト掲載求人数によると、「経理・財務・会計」の求人件数は21年から伸長傾向にあります。
大手企業の場合、経理部門の中でも業務が細分化されていることが多く、分業制で業務を進めていくという特徴があります。また、企業規模が大きくなると事業も多岐にわたり、経理業務も複雑で高度になります。上場企業においては、有価証券報告書、決算短信など外部向けの開示書類を作成する必要があり、期限厳守で正確な作業が求められます。
上場企業の経理の求人を見る中小企業では、経理担当が総務・人事・労務などを兼務していることがあります。その場合、業務範囲は広くなり、経理以外の広範な知識や柔軟な対応が求められます。経理は社内全ての部署と関わるので、対人スキルを発揮する場面も多いでしょう。また、企業規模に関わらず業務のIT化が進んでおり、Excelや会計ソフトを使うスキルは必須です。
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